伯耆の國の御伽草子

お気楽気ままな高齢者のグダグダ噺

神村肇埜の小説日記(第一話目について考える)

 おはようございます。

 

 今朝も静かな朝です。

 

 さて、なんちゃって小説の一話目の内容を考えてみたいと思います。

 

 昨日今回のなんちゃって小説は短編のお話五話で構成したいと考えたのでありました。またその中に食べ物の話を盛り込んでいきたいと決めたのでありました。

 

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 ここで、私的に食べ物というのは、何となく面白くないので、各お話に登場させる食べ物を「歩夢グルメ」と呼ぶことにいたします。

 

 

一話目は、何となく歩夢君の生活を紹介しないといけないと思います。また一話目の歩夢グルメは、ジャーン「玉子焼き定食とアジフライ」なのです。

 

 ですから、一話目の内容といたしましては、下記のようにしておきたいと思っているところでございます。

 

  1. 歩夢君が暮らしている街のこと。
  2. 歩夢君のこと。(容姿など)
  3. 歩夢が通っている食堂のこと。
  4. 裕子さんの登場と、裕子さんのこと。
  5. 玉子焼き定食のこと。
  6. 歩夢君の生い立ち。
  7. 歩夢君が玉子焼き定食を食べる理由。
  8. アジフライの追加。
  9. 歩夢君の東京生活の始まり。
  10. そして、一日の終わり。

 

 

 このような内容構成で、なんちゃって小説を書いてみたいと考える今朝なのでありました。

 

 さて、ここまで考えてきましたが、これから先はどうすればいいのでしょうか?

 

 ど素人の私にとっては皆目見当が付きません。

 

 なので、もう少し歩夢君の東京での生活の設定を考えてみたいと思います。

 

 まず歩夢君が暮らしているところでありますが、東京、東京と申しましても、いささか広うございますので、住所を決めてやりたいと思いますが、あまりにも詳細に決めるのもはばかられるような気がいたしますし、またありもしない場所では、少々現実味が欠けるのではないかと思ってしまいます。

 

 そこで、歩夢君には、

 

 東京都杉並区下井草で暮らして頂きます。もう少し細かく決めると、下井草の井荻の駅前商店街の中にある一軒の食堂。その裏にある三畳一間のアパートが、歩夢君の生活の場であります。

 

 時は昭和五十三年、井荻の商店街は新しさと古さを残した商店街なのですが、これと言った老舗も無く、何処にでもあるような静かな商店街です。

 

 歩夢君が暮らすアパートは、食堂のおかみさんが大家さんであります。ですので、歩夢君はその食堂で食事をとることが多くなります。

 

 食堂には裕子さんという、食堂を経営している夫婦の娘さんが店を手伝っています。裕子さんは、一度結婚をしていますが、離婚して実家の食堂に帰ってきているのです。裕子さんは、モデルにスカウトされたことがあるくらい、スタイル抜群で、歩夢君は裕子さんに大人の女としての魅力を感じています。

 

 食堂の夫婦は歩夢君のことをいろいろ心配してくれています。

 

 また歩夢君は代々木にあるインテリアデザインの専門学校、「大東京建築専門学校」の学生です。学費は田舎の母が送ってくれますが、生活費は自分で稼がないといけないので、新宿の歌舞伎町にある金物店でアルバイトをしています。

 

 そんな歩夢君は生活費を切り詰めるために、一日五百円で生活をしているのでした。

 

 と、こんな感じで書きたいと思っています。歩夢君は昭和五十三年の井荻で生活をしていますが、お話は歩夢君の思い出話ではなく、昭和五十三年に生きている歩夢君を書きたいと思っています。

 ですから、“あの頃”とか“今では”あるいは“当時は”と言った言葉は、使わないようにしたいと思います。

 

 それでは、今日も一日頑張りましょう。