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伯耆の國の御伽草子

お気楽気ままな高齢者のグダグダ噺

神村肇埜の小説日記(紅生姜の悲しみ)

  おはようございます。

 

 なんと気がついて見ましたら、もう十一月なんですね。早いですね。今月が十一月と言うことは、もしかしたら来月は十二月になるので無いかと思います。十二月と言うともう今年も終わりでございますね。

 

【ハロウィンって何色?】

 

 さて十月の三十一日はハロウィンとか申す、西洋のお祭りで、各地で様々なイベントもあったようでございますね。いつからハロウィンがこのように私達の生活の中に入ってきたのかはわかりませんが、その内にクリスマス並みに日本中のイベントになるかも知れませんね。そうするとクリスマスはお正月やお盆のように日本の伝統行事になっているのかも知れません。ん、そうなるとお正月やお盆はどうなるのでしょうか。過去の行事として懐かしがられているのかもしれませんね。

 

 ハロウィンと言うと、何となくオレンジ色と紫色が代表的な色だと私は思っております。またクリスマスは赤色と緑色が代表色では無いかと思っているのでありますが、お正月は……お盆は……と考えて見ますと何色何でしょうかね。やっぱりお正月は初日の出でありますので、赤色かな?なんて思ったりもいたします。

 

【派手な衣装の脇役】

 

 さて、赤色と言いますと、派手な印象を持っているのでありますが、見た目は真っ赤で派手な衣装を身にまとっている割には控えめな食べ物は何でしょう?

とここで突然のなぞなぞなのであります。

 

 答えは、ジャーン、紅生姜さんなのであります。

 

 私は紅生姜が大好きでありまして、なにかと食卓に登場していただくのでありますが、彼か彼女かわかりませんが、いつも真っ赤で派手な見た目とは違って控えめな脇役を担っているなと思うのであります。

お好み焼き、焼きそば、たこ焼きには紅生姜は無くてはならない存在ではありますが、主役は、豚、タコ、麺、キャベツにもやしさん達でありまして、決して紅生姜が主役であることはございません。

 天かすも同じように無くてはならない脇役なのでありますが、彼の場合、天かすは彼です。見た目も地味で、いかにも脇役と行った雰囲気を出しており、またその役割を主張してはいないのでありますが、紅生姜さんは、衣装が派手な上に、かなり自分の存在を主張しております。しかし主役にはなれない脇役なのであります。

 

 私はこの紅生姜さんが大好きでありまして、たこ焼きなどを頂きますと、ハフハフと口の中でたこ焼きの生地の食感や、タコの食感を楽しんでいる時に、小さな紅生姜さんが歯にあたったり致しますと、かくれんぼの鬼が、「見ぃつけたぁ」とばかりに声を出すように歓喜の声をあげたくなったりするのであります。

 

 皆様の中にもかくれ紅生姜ファンの方がたくさんおられることと思うのですが、いかがでございましょうか。

 

【ピンク生姜は紅生姜?】

 

 さて、紅生姜さんの中には、あの真っ赤な紅生姜さんとは別に、ピンク色の紅生姜さんもおられるのでありますが、私はあのピンク色の紅生姜さんは、紅生姜さんとは呼びたく、あれはピンク生姜だと思っている人なのであります。つまり、あのピンク色のピンク生姜さんは、紅生姜というより、お寿司のガリさんに近い存在では無いかと思っているのでありまして、紅生姜とは違う存在では無いのかと思うのであります。

 

 しかしそのピンク色の紅生姜さんで無いといけない場面もございます。それは牛丼屋さんでございます。これも好みの問題ではありますが、牛丼は真っ赤な紅生姜ではなく、あのピンク色のピンク生姜が合っていると思っております。

 

 テーブルの上の運ばれてきました牛丼の上に生卵をかけて、これでもかと七味をふりかけて、そしてその上にピンク生姜をばらまいていただく牛丼は最高に美味しいものであると思っております。

 

 しかしここでも主役は牛肉でありまして、またしてもピンク生姜さんも主役にはなれないのであります。

 

 紅生姜さんもピンク生姜さんも、そしてガリさんも、主役になれないのですが、無くてはならない重要な存在なのであります。

 よくテレビのサスペンスやミステリーでは、刑事さんや、名探偵が謎解きをしますが、時にはタクシーの運転手やジャーナリストが謎を解いたりしています。いつも刑事三達が主役では無いのですが、必ず犯人という脇役はいるのであります。犯人のいないサスペンスやミステリーのドラマは無いのでありまして、紅生姜さんのいないお好み焼きやたこ焼きは考えられないのであります。ちょっと飛躍しすぎですかね。

 

【紅生姜の活躍】

 

 まあ、とにもかくにも紅生姜さんは主役になれないのでありますが、そんな紅生姜さんが主役の座に座ることが出来るものに、天ぷらがあります。

関東地方の方々には馴染みが薄いかも知れませんが、紅生姜の天ぷらは立派な天ぷらの一品でありまして、私のように関西で育った者にとりましては、無くてはならない天ぷらの種なのであります。

 

 また大阪方面にまいりまして、串かつ屋さんのメニューの中に紅生姜を見つけますと、なんだか紫玉の宝物を見つけた海賊のような気持ちになるのは私だけでは無いと思うのであります。

 

 えっなに、お前だけだって……ようございます。私は何時でも紅生姜さんの味方なのであります。

 

 今朝はまたまた、話が脱線に脱線してしまいました。