伯耆の國の御伽草子

お気楽気ままな高齢者のグダグダ噺

神村 肇埜の朝活事始め(三日目)

おはようございます。

 

 やりました。三日目の朝でございます。

 

 今朝も眠気と闘いながら、パソコンの電源を入れました。

 

 今朝は眠気対策と思って、昨日仕事帰りに缶コーヒーを買ってまいりました。

 私は普段は缶コーヒーを飲まないのであります。いや、缶コーヒーを馬鹿にしているわけではございませんよ。なんとなく飲まないのであります。

 しかし、朝の三時過ぎに珈琲豆をゴリゴリと挽くのは、いくら何でもまだ寝ているカミさんの迷惑だろうと思い、今まで珈琲を淹れるのをためらっていたのですが、缶コーヒーであれば、豆を挽く必要もなく、私一人で静かに飲むことが出来ると思った次第であります。

 しかし、いつもにまして珈琲を苦く感じるのは、気のせいでしょうかね?

 

 さて、昨日なんだかんだと言いながら、ブログを始めたきっかけを書きましたが、まだ何を書いていいのか?まだ考えているのであります。

 

 そもそも朝活をしようと思ったのは、小説らしいものを書くことを趣味とした

 

『楽しい老後の生活』

 

を夢見てのことですので、それを目指したものを書きたいと思っているのであります。

 

 しかし、ここでまた小説らしいものと思いましても、今までの経験で、現在の私のスキルで、おそらく毎日書き続けることは難しいのではないかと思うわけで……といってこれといって何も無いのが……寂しい限りでございます。

 

 ではでは、昨日のことでも書きましょうかと、昨日のことを思い出してみましても、記憶はすでに、遠く遥か平安時代のことのように定かではありません。

 そうそう最近思うのでありますが、記憶力が落ちてきたのか、最近

「あれなんだったけ?」とか

「あの人の名前が思い出せない?」ということが、様々な場面で起こっております。

人はこの状態をおそらく物忘れが激しくなったというのでしょうが、私はこの状態を

 

記憶力は衰えてはいないが、物を忘れることが上手くなったと表現しております。

 

 話が横道にそれました。何を話しておりましたっけ、ほらほら物忘れが上手になったでしょ。

 

 そうそう、昨日のことを思い出してみても、

 

 朝起きて、ご飯を食べて、行きたくない仕事に行って、ポケモンGOをやって、やりたくない仕事をやって、疲れて帰って来て、テレビを見ながら酒を呑んで、そのうち寝てしまった。この程度の記憶しかございません。

 

 いったいこれで何を書けというのですか?

 

 その前にいい歳こいて、私もポケモンGOをやっております。しかしなんですね、最近思うのでありますが、ポケモンGOっていったい何が面白いのでしょうかね。最初は

「やったあ、ピカチュウ、ゲットだぜぇ」なんてはしゃいでいたのでありますが、今はなんとなく習慣で暇になるとポケモンGOでもやっかとスマホを取り出すのでございます。

 

えっ、

 

ジムで戦えばいいじゃないかですって、そんな私のポケモンが傷つくのはかわいそうで、そんなことは出来ません。

 現在の目標は、コイキングをいっぱいゲットして、早くギャラドスに進化させることであります。

 しかし現在コイキングのアメは、まだ200個と少し、今日もコイキングが現れそうなところに営業に行かなくちゃ。

 頭の薄くなった定年前のサラリーマンが、スマホを手に町を歩く姿は、おそらく町の皆様には、徘徊老人にしか見えないのではないかと思います。そして

「まだ若そうなのに、可哀想に……」と憐みのまなざしを受けるのであります。

 

 あれあれ、また話が横道の枝道の、路地の中に迷い込んでしまったようでございます。このような状態を志賀直哉は名作『暗夜行路』として書きました。

ごめんなさい。嘘、大嘘です。嘘をつきました。

 

 さて、なんとか3日目の朝を迎えたのでありますが、ここで辞めたら3日坊主となり、私は坊主になってしまいます。

 いや、私は坊主もいいかなと思っておりまして、毎日仏様と向かい合う生活も憧れの生活ではあります。おやおや、また話が横道に入りそうです。

 

 そう、ここで辞めたら三日坊主。明日が勝負の関ケ原、いよいよ私の人生が変わる一戦の日でございます。

 

 それでは、皆様、明日の朝、またお目にかかりたいと思います。